歴史ある紅葉と山荘を巡る Tour the historic autumn foliage and mountain lodges.
長岡市越路地域のもみじ園は、1896年(明治29年)頃 神谷の大地主、髙橋家の別荘の庭園としてつくられたものです。もともと巴ヶ丘・髙九の別荘と呼ばれて近郷から親しまれていました。
約4,000平方メートルの敷地内には、樹齢150~200年のもみじや山桜、ツツジなど多くの植物が植えられています。最も多く植えられているイロハカエデは北から九州地方の太平洋側に野生するもみじの一種で、髙橋家が事業の活動の場であった京都から優れた品種を移植したものと思われます。
紅葉の時期にはもみじまつりが開催され、夜間のライトアップも行なっており、幻想的なもみじの様子を見ることができます。
The Momijien in the Koshiji area of Nagaoka City was created around 1896 as a garden for the Villa of the Takahashi family, large landowners in Kamiya.
It was originally called the Tomoe-ga-oka and Takaku’s villa and was loved by the surrounding area.
The approximately 4,000square meter site is home to many plants, including maples, wild cherry trees, and azaleas, all of which are 150 to 200 years old.
During the autumn foliage season, a maple festival is held and the area is lit up at night, allowing you to see a fantastical view of the maple leaves.
1989年(平成元年) 旧越路町が寄贈。10月完工、11月にオープン。Donated by the former Koshiji town. Completed in October, opened in November.
2015年(平成27年) 国の登録有形文化財に指定されました。It has been designated as a national registered tangible cultural property.
敷地 | 4,000 m2 |
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建物 | 1896年(明治29年)頃建築 木造平屋建て |
庭園 | 日本庭園 |
樹木 | 約400本(樹齢150年以上多数あり) |
庭園
もみじ(イロハモミジ)
京都から取り寄せた5種類のもみじが植えられています。
メインは、 園中央と山荘脇のイロハモミジです。
桜(ソメイヨシノ)
苗木を東京から取り寄せ、 雪国でも育つかどうか試験的に植えたものです。
もみじ園にも春には見事な桜の花が咲いています。
庭石
新潟県では産出が確認されていない石であり、岐阜県あたりか輸送されてきたものではないかと推測されます。
巴ヶ丘山荘
もみじ園内にある建物が 巴ヶ丘山荘(旧髙橋家)です。
建築部材などから、 1896年(明治29年頃)頃にかけて建築されたものと推察されています。
2015年(平成27年)には国の登録有形文化財に登録されました。
巴ヶ丘山荘の施設を利用することが可能です。
茶会、展示会、コンサート、結婚式のイベントなど様々な用途にご利用ください。ご予約も承っております。